2025.02.21

軽自動車の廃車手続きはどこですればいい?他県でもできるの?

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所有している軽自動車の廃車を考えているけれど、どこですればいいのかわからないという方のために、今回は軽自動車の廃車手続きに関して解説します。引っ越しで他県ナンバーの軽自動車を使用していた場合でも、現在住んでいる地域で廃車にできるのでしょうか?

軽自動車を廃車にするには必ず廃車手続きが必要になります。廃車を検討している方はこの記事をチェックして、正しく手続きしましょう。

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軽自動車の廃車手続きは軽自動車検査協会で行う

軽自動車が山の中を走行している

普通車の場合、廃車手続きは運輸支局で行います。しかし軽自動車の場合は、軽自動車検査協会で行わなければなりません

軽自動車検査協会は全国各地にあります。現在お住まいの場所から一番近い軽自動車検査協会は、廃車手続きを行う全国の軽自動車検査協会の一覧から確認してください。間違って運輸支局に行っても手続きはできませんので、注意しましょう。

軽自動車の廃車手続きは二種類ある

軽自動車の廃車手続きは、一時的に車の登録を抹消する一時抹消登録(自動車検査証返納届)と、永久にその車を公道で走れなくする永久抹消登録(解体返納)の二つがあります。

手続きを行う場所は異なりますが、これは普通自動車の場合も同じです。種類によって必要なものが変わってくるので、確認しておきましょう。

一時抹消登録(自動車検査証返納届)

一定の期間軽自動車に乗る必要がない場合は、一時抹消登録をおすすめします。この登録をすることで、翌年度から自動車税が課せられず、車検の更新が行われないというメリットがあります。

一時抹消登録をする際に必要になるものは以下です。[注1]

・ナンバープレート前後2枚
自動車検査証(車検証)
自動車検査証返納証明書交付申請書/自動車検査証返納届出書(軽第4号様式)

廃車手続きは代理人に任せて手続きしてもらうことができますが、その場合は『申請依頼書』が必要です。申請依頼書には代理人の氏名、住所の記入が必要です。[注1]軽自動車検査協会 本部「自動車検査証返納届(一時使用中止)」(2022-01-28)

 

手続き方法

  1. 必要なものをそろえて軽自動車検査協会に行き、軽第4号様式という書類を受け取ります。
  2. 1の内容に間違いがないように記入したら、軽第4号様式とナンバープレートを窓口に提出します。
  3. 軽自動車税申告書が手渡されますので、間違いがないように記入し、申告書を窓口に提出します。
  4. 自動車検査証返納証明書が手渡されます。
  5. 税申告窓口で軽自動車税申告書を提出し、手続き完了です。

 

永久抹消登録(解体返納)

永久抹消登録は、廃車にする軽自動車に対して行う手続きです。一度永久抹消登録をすると、その車は二度と公道を走ることができません。永久抹消登録する際に必要なものは以下の通りです。[注2]

・ナンバープレート前後2枚
自動車検査証(車検証)
解体届出書(軽第4号様式の3)
使用済自動車引取証明書

廃車手続きは代理人に任せることができますが、その場合は『申請依頼書』が必要です。申請依頼書には代理人の氏名、住所の記入が必要です。[注2]軽自動車検査協会 本部,「解体返納」(2022-01-28)

 

手続き方法

  1. 必要書類をそろえて軽自動車検査協会に行き、軽第4号様式の3を受け取ります。
  2. 自動車検査証を確認しながら間違いがないように記入してください。
  3. ナンバープレート2枚とともに、窓口に提出して軽自動車税申告書を受け取ります。
  4. 3をさらに間違いがないよう記入して再度窓口に提出する。
  5. 税申告窓口で軽自動車税申告書を提出し、手続き完了

 

解体業者を探す

永久抹消登録する際は、車両の解体が必須です。そのため、まず信頼できる解体業者を見つけることから始めましょう。解体作業は「自動車リサイクル法」に則って行わなければならず、許可を受けた業者でなければ違法となります。

トラブルを防ぐためにも、必ず許可を得ている業者を選び、安心して手続きを進めましょう。ちなみに、一時抹消登録を選択する場合は、解体作業は必要ありません。

他県ナンバーの軽自動車も現在住んでいる地域で手続きできる?

車の手続きにおいてやるべきこと

引っ越して現在住んでいる場所に軽自動車を持ってきたけれど、廃車を検討しているという方もいるでしょう。軽自動車の廃車手続きは軽自動車検査協会でできると説明しましたが、ナンバーを登録した場所にわざわざ自動車を持っていって手続きするのは大変です。

軽自動車の廃車手続きは、他県ナンバーであっても現在住んでいる地域にある軽自動車検査協会でできます。

ただ他県ナンバーの軽自動車を廃車手続きする場合は、同時に住所変更を行わなくてはなりません。引っ越してすぐ廃車にする場合でも、まず住民票の移動が必要になりますので、注意してください。

軽自動車の住所変更に必要なもの

他県ナンバーの軽自動車は、原則として車検証に記載がある住所から変更があった15日以内に住所変更を行わなければなりません。[注3]引っ越してすぐ持ってきた軽自動車を廃車にするのであれば、住所変更手続きと廃車手続きが同時にできます。

軽自動車の住所変更に必要なものは以下の通りです。

自動車検査証(車検証)
住民票の写しもしくは印鑑証明書(発行から3か月以内のもの、コピー可)
・ナンバープレート2枚
自動車検査証記入申請書(軽第1号様式)

これらをもって最寄りの軽自動車検査協会にいきましょう。法人が所有している軽自動車の場合は、住民票の写しもしくは印鑑証明書に代わって、商業登記謄本・登記事項証明書が必要です。

[注3]軽自動車検査協会「住所変更(引越し)」(2022-01-28)

自分で廃車手続きをするデメリット

軽自動車の廃車手続きは、状況によって必要となる書類や手順が大きく異なるため、ややこしいと感じる方も多いのではないでしょうか。具体的には、車の種類、所有者の住所、所有権の所在、ローン残高の有無など、様々な要素が複雑に絡み合います。

自分で廃車手続きを行う場合、自動車登録地を管轄する陸運局(運輸支局)へ出向いて申請書を買い、手続きを進める必要があります。しかし、陸運局の開庁時間は平日の午前9時から午後4時までと限られており、休日や年末年始などは閉庁となるため、社会人にとって時間的な制約が大きなハードルとなるでしょう。

加えて、陸運局へのアクセスに時間がかかる場合、手続きそのものよりも移動が大きな負担になる可能性もあります。

廃車費用が発生する

解体業者に依頼して処分する場合、解体費用は1万円前後と予想されます。ディーラー等に引き取ってもらえるケースもあるものの、市場価値のない車両は、処分費用が発生することがあります。下取りと説明されても、実は費用が発生するといったケースもあるため、注意が必要です。

レッカー代が発生する

動かなくなった車を自分で廃車手続きをする場合、まずレッカーを手配しなければなりません。このレッカー費用は、だいたい1万円前後と覚悟しておきましょう。

還付金を受け取るまでに時間がかかる

お車の廃車手続き完了後、自動車重量税などの還付金を受け取るまでには、およそ2ヶ月ほどのお時間を要します。また、自賠責保険の還付金につきましては、自分で手続きしていただく必要があるので、注意が必要です。

廃車手続きを依頼できる業者がある?

車とお金を比べている

車を廃車にする手続きは、自分で行う以外にも、代理人や専門業者に依頼できます。特に、廃車手続きに精通した業者に依頼すれば、スムーズに手続きを進めることができます。では、廃車手続きを依頼できる業者について、詳しく見ていきましょう。

ディーラー

ディーラーへの廃車手続き依頼は、その負担を大きく軽減する賢い選択肢です。ディーラーでは、廃車手続きから解体業者への車両搬送まで、煩雑な手続きをすべて代行。さらに、新車購入手続きや代車の準備まで、ワンストップでサポートしてくれるため、時間と労力の節約に繋がります。

しかし、多くのディーラーでは、このサービスは新車購入者への特典として提供されているのが現状です。そのため、新車を購入しない場合、手続きの依頼が不可能なケースや、手数料が必要になるケースもありますので注意しましょう。

ガソリンスタンド

近年、廃車予定の車を無料で引き取るサービスを提供するガソリンスタンドが増加傾向にあります。これは、手数料不要で廃車手続きを代行してくれる上に、近隣のスタンドであれば持ち込みの手間も最小限で済むという大きなメリットがあるためです。

しかし、このサービスには留意すべき点も存在します。ガソリンスタンドが車両を引き取る主な理由は、車体や部品に転売可能な価値を見出せるからであり、利益確保が目的です。

そのため、走行可能な状態の車両であれば、廃車買取業者などに査定してもらうことで、より高値で売却できる可能性があることを忘れてはいけません。

行政書士

車の登録や名義変更といった手続きは、行政書士に依頼できます。行政書士は官公庁への書類作成や提出を専門とするプロフェッショナルです。

そのため、運輸支局への直接訪問が難しい場合でも、郵送による手続きを代行してくれる頼もしい存在です。例えば、転居などで車検証の住所と現住所が異なる場合などは、行政書士への依頼が便利です。

しかし、車の廃車手続きにおける解体やレッカーの手配といった作業は、行政書士の業務範囲外となります。これらの手続きは、専門業者への依頼またはご自身で対応いただく必要がありますので、ご注意ください。

廃車買取業者

廃車手続きは面倒なイメージがありますが、廃車買取業者なら、手続きから解体まで、全てをスムーズに、そして安心してお任せできます。長年の経験とノウハウで、複雑な手続きも難なくクリアしてくれるでしょう。

さらに嬉しいのが、無料サービスです!多くの業者が、廃車手続きやレッカー移動を無料で行ってくれるため、追加費用を心配する必要はありません。これは、廃車になった車の部品やパーツをリサイクルすることで利益を上げているからこそ実現できるサービスなのです。

もう車は走らなくても、その価値はまだ残っています。廃車買取業者に相談して、少しでも高く買い取ってもらいましょう!

まとめ

普通車と軽自動車では手続きを行う場所が異なります。軽自動車の廃車手続きをする際は、必ず軽自動車検査協会に行きましょう。他県ナンバーの軽自動車を廃車にする場合は、住所変更を先に行う必要がありますので、必要なものをきちんと揃えておきましょう。

ただ、自分で手続きするとなると手間がかかったり、費用が発生したりと不都合なことが発生してしまいます。そんな時は、「廃車買取業者」がおすすめです。

「廃車買取業者」は、車の金属や部品を再利用することで利益を得ているため、積極的に廃車を買い取ります。そのため、レッカー費用や手続き代行費用を無料にする業者も多く、有料の場合でも、ご自身で手続きするより安く済むことが多いです。

最大のメリットは、オーナーの手間を最小限に抑えられる点です。もちろん、経済的なメリットの有無は車の状態や年式によって異なりますが、それはあくまで副次的な効果と考えて良いでしょう。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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