我が家の車はRV車?SUV車?2つの意味の違いをご説明

自動車を購入するときは、さまざまなタイプのものを検討するでしょう。
RV車やSUV車も人気の車種のひとつです。
どちらもアウトドアやスポーツに適しているというイメージの強い車種ですが、細かな特徴や違いについてはよく知らないという人も多いでしょう。
そこでこの記事では、RV車の特徴やメリット・デメリット、SUV車との違いについて解説します。
購入した後に後悔することがないよう、しっかりとチェックしておきましょう。
目次
RV車とはレクリエーションに最適な自動車のこと
RVは「Recreational Vehicle」の略で、休暇やレジャーを楽しむ乗り物を意味します。
ただ、RV車に明確な定義はなく、機能や構造、デザインやサイズなどの規定もとくにありません。
RV車は、キャンプやドライブ、旅行といったレクリエーションに最適な自動車の総称といえるでしょう。
RV車とSUV車に明確な違いはない
一方、SUVは「Sport Utility Vehicle」の略で、レジャーやスポーツを楽しむのに最適な乗り物のことです。
RV車と同様に、キャンプやスキー、釣りなどに適した自動車といえるでしょう。
SUV車にも明確な定義はなく、さまざまな機能やデザインの車種が開発されています。
RV車とのはっきりとした区分けもありません。
メーカーのブランディングによって、どちらに分類されるか決まるケースも多いでしょう。
RV車の3つのメリット
RV車には、雪道や山道でも走りやすい、たくさんの荷物を積める、といったメリットがあります。
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
1.どのような道でも走りやすい
RV車は、大きなタイヤを装着できるなど、アウトドアやスポーツに適するように設計されているため、どのような道でも走りやすいでしょう。
キャンプ場までの山道や、スキー場までの雪道なども安心して運転できます。
車高が高く、運転席からの視界が広いこともRV車のメリットといえるでしょう。
遠くまで見渡せるため気持ちよく運転できるだけでなく、標識や歩行者にも気づきやすく、安全なドライブを実現できます。
2.多くの荷物を積める
多くの荷物を積めることや、たくさんの人が乗れることも、RV車のメリットのひとつです。
キャンプ用品やスポーツ用品などを積みやすいように設計されているため、家族や友人とのレジャーにも活躍してくれます。
荷物スペースが広いRV車も多いため、座席に荷物を積んで窮屈になってしまうケースも少ないでしょう。
3.ハイブリッドタイプであれば避難場所としても活用できる
ハイブリッドタイプのRV車であれば、AC100Vの電源を利用できます。
キャンプなどで活躍してくれるだけでなく、自然災害で停電が発生した場合にも電源を確保できるでしょう。
車内が広いため、一時的な避難場所としても活用できます。
RV車の3つのデメリット
さまざまなメリットがある一方で、RV車にはデメリットもあります。
ここでは3つのデメリットを紹介しますので、買ってから後悔しないよう、しっかりとチェックしておきましょう。
1.車高が高いため立体駐車場に入れないケースもある
1.7mを超えるような車高が高いRV車も多く、立体駐車場に入れないケースもあります。
場所によって異なりますが、1.5m以下といった制限がついた駐車場もあるため、なかなか利用できる駐車場が見つからないこともあるでしょう。
マンションやアパートの駐車場を利用する場合も注意が必要です。機械式の駐車場を利用できない、建物の1階部分にある駐車場に入れない、といったケースもあるため、購入する前に高さを確認しておきましょう。
2.燃費が悪いタイプも多い
RV車は車体が頑丈でサイズも大きいため、軽自動車などと比較すると、それほど燃費はよくありません。
車体が大きく空気抵抗を受けやすいことも、燃費が悪くなる理由といえるでしょう。
ただ、RV車のなかでも燃費のよい車種も発売されているため、維持費を安く抑えたい方は比較してから購入するのがおすすめです。
3.重量税が高い車種が多い
保険料が高くなりやすいことも、RV車のデメリットといえるでしょう。
RV車は重量がある車種が多く、車両重量によって税額が変わる重量税は高くなる傾向があります。
メリット・デメリットを把握したうえでRV車を購入しよう!
今回は、RV車の特徴やメリット・デメリット、SUV車との違いなどについて解説しました。
山道や雪道でも走りやすい、多くの荷物を積みやすい、といったメリットがあるため、家族や友人とアウトドアを楽しみたい人には最適な車種といえるでしょう。
ただし、燃費が悪いタイプも多い、重量税が高くなりがち、といったデメリットもあるため注意が必要です。
さまざまな角度から検討したうえで、RV車を購入するようにしましょう。
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