2024.05.16

走行距離が10万キロ超えの車の状態とは?中古車購入時の6つのチェックポイントも解説

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車は走行距離10万kmを超えたら寿命、といわれるほど、走行距離10万kmというのは大きな目安のひとつです。

10万kmを超えた車はどのような状態で、どのようなメンテナンスが必要とされるのかをご紹介します。

走行10万km超=寿命とは限らないが部品などは劣化している

車の寿命は10年もしくは走行距離10万km超であるという話を、あなたもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

こうした言葉が示すとおり、今も10万km超は、車が寿命を迎える目安のひとつとして考えられています。

実際には車そのものは走行10万km超で必ず寿命を迎えるというわけではなく、メンテナンス次第ではその後も乗り続けることが可能です。

ただし、10万kmという長い距離を走ってきた車であるために、部品などには大きな劣化が生じていることが多いので、かなりのメンテナンスが必要となってくるのも事実です。

走行距離10万km超の車はタイミングベルトを交換すべき

走行距離10万km超の車は、タイミングベルトの交換をすることが大切です。

事実、多くの自動車メーカーは10万kmを目安にタイミングベルトの交換を推奨しています。

このタイミングベルトの交換時には、ウォーターポンプなどをはじめとした、タイミングベルト周辺にあるほかの部品交換も勧められることもあります。

それらを含めると交換にかかる費用は10万円程度までかかってきます。

そのほか走行10万km超の車が交換すべき部品

走行10万km超の車が交換すべき部品は、タイミングベルトだけではありません。

もちろん、その車が日々どれだけきちんとメンテナンスされてきたかで差はありますが、おおむね以下のような部品が交換推奨の対象となるケースが多いです。

  • ブレーキホース
  • ラジエーターホース
  • ドライブシャフトダストブーツ
  • タイロットエンド
  • クラッチ

走行距離10万kmを超えた車は車検費用が高くなりやすい

走行距離が10万kmを超えた車は、タイミングベルトをはじめとして、これまであまり交換する機会がなかった部品も交換が必要なタイミングを迎えるため、車検費用が高額になりがちです。

走行距離10万kmを超えた車は手放すことも考える

先にご説明したとおり、走行距離が10万kmを超えた車は、車検などの費用が高くなるというリスクを伴います。

また、10万kmを超えた車のメンテナンス費用はその後も必要になってきますので、引き続きその車に乗り続けるべきなのかどうか、選択に悩む時期になります。

長い距離を走ってきた車は思いきって手放し、その売却代金を新しい車に買い替えるための資金の一部に充当するという考え方もあります。

ディーラーに下取りしてもらうという方法が一般的ですが、走行距離10万kmを超えた車の多くは、なかなか下取り価格がつかなかったり、かなり安い下取り価格になったりすることが多いのが実情です。

おすすめは事故車や故障車などの車買取に特化している廃車・事故車専門買取業者です。

もちろん、走行距離10万kmを超えているだけでは事故車や故障車とはいえません。

ですが、それだけ走っている分、走行距離が短い車と比べるとコンディション的にはよくないので、廃車・事故車専門買取業者に見積もりを出した方が査定額が良い場合があります。

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走行距離が10万キロを超えた車はあと何年乗れる?

車の寿命は、初年度登録から13〜15年、走行距離15万キロ以上が一般的な目安です。

一般財団法人自動車検査登録情報協会による調査結果でも、乗用車の平均使用年数は13.84年というデータが公表されています。

これをもとに考えると、走行距離1万キロ程度で約1年間走れる計算になります。

車の寿命が走行距離15万キロで、すでに10万キロ走っているのであれば、単純計算であと5年ほど乗れることになるでしょう。

ただし次のような場合は、車の寿命が短くなる可能性があります。

  • 短距離走行が多い
  • 急発進や急ブレーキが多い
  • 悪路を走行する機会が多い
  • 定期的なメンテナンスを怠っている

車の寿命はあくまでも目安であり、車の使用頻度や乗り方、メンテナンス状況によって大きく左右されます。

参考:一般財団法人自動車検査登録情報協会

10万キロを超えた車は乗りつぶした方が得?

車を乗りつぶした方が得かどうかは、車の状態やライフプラン、経済状況などにより異なります。

車を乗りつぶすことによる主なメリットは、新しい車を購入する費用がかからないことです。

車両本体の支払いが終われば、あとは自動車税や重量税、自賠責保険料などの維持費だけで車を持ち続けられます。

車検やメンテナンスにかかる費用は、走行距離が長く乗るほど増えるものの、新しい車を買うよりは出費が少なくて済むでしょう。

ただし、長く乗るほど故障やトラブルは増えます。

車が突然故障して乗れなくなれば、仕事や日常生活で不自由な思いをすることもあるでしょう。

単純なコスト面のみを考えれば、乗りつぶした方がお得です。

しかし安全性や快適さを求めるのであれば、一概に乗りつぶす方が得とは言えません。

10万キロを超えて乗り続けるためのコツ

走行距離10万キロを超え、さらに車を長く乗り続けるためのポイントとして、

  • こまめなメンテナンス
  • 車に優しい運転

の2つがあげられます。

メンテナンスは、特に次の項目を定期的に点検しておきましょう。

【エンジンオイル】

劣化すると、車のパワーが低下したり燃費が悪くなったりします。

車種や車の使用状況によって交換時期は異なりますが、一般的には5,000~1万キロごとに交換するのがおすすめです。

【バッテリー】

経年劣化によって性能が低下し、始動不良などのトラブルを引き起こす可能性があります。

3〜5年を目安に交換しましょう。

【タイヤ】

タイヤは、走行時の安全性に大きく影響します。

溝の減りや、ひび割れなどの劣化が見られたら早めに交換しましょう。

また、車に負担をかけないように運転することも大切です。

激しい加減速や急ブレーキ、急発進などを繰り返すハードな乗り方は、車に大きな負荷がかかります。

不具合や故障につながるリスクが高まるため、車に負担をかけない優しい運転を心がけましょう。

10万キロ超えの中古車購入はあり?

10万キロを超えた中古車は、「過走行車」と呼ばれ、一般的には敬遠されがちです。

しかし適切にメンテナンスされている車であれば、10万キロを超えていても問題なく乗れるでしょう。

中には、20万キロ以上乗れる車もあります。

10万キロ超えの中古車を購入する、主なメリットは次のとおりです。

  • 価格が安い
  • 車種が豊富

走行距離が10万キロを超えている車は市場価格が安くなっているため、人気車種や高級車でも購入しやすいでしょう。

また新車と比べて車種が多いため、選択肢が広がります。

一方、走行距離が10万キロを超える車を購入するデメリットは次のとおりです。

  • メーカーの保証がついていない
  • 故障のリスクが高い

10万キロを超えている中古車は、多くの場合メーカー保証がついていません。

そのため、故障した場合の修理費用は自己負担となります。

中古車の購入では、「走行距離が多くて価格が安いのに、車の状態がいい」という掘り出し物に出会えることもあります。

その反対に、一見掘り出し物に思えても、乗り始めてすぐに調子が悪くなる可能性もあることを考慮しておきましょう。

10万キロ超えの中古車を購入する際の6つのチェックポイント

走行距離が10万キロを超えている中古車を購入する際は、いくつか気をつけたいポイントがあります。

ここでは、10万キロ超えの中古車を購入する際のチェックポイントを紹介します。

①整備記録が残っているか

10万キロを超えた中古車を購入する際、整備記録が残っているかどうかを確認しましょう。

整備記録とは、オイル交換や部品交換、車検整備などの履歴が記載された書類であり、車の「履歴書」とも言えます。

整備記録があれば、過去のメンテナンス状況だけではなく、記載の内容から車の状態をある程度推測可能です。

例えば、オイル漏れや異音などの異常を修理していた場合は、整備記録に記載されている可能性があるでしょう。

過去の整備履歴がわかれば、購入後のメンテナンス予定を立てるときにも役立ちます。

10万キロ超えの中古車を購入する場合は、できるだけ整備記録が残っている車を選びましょう。

②修復歴はないか

修復歴の有無は、車の安全性に関わるため、必ず確認しましょう。

修復歴とは、フレームやボディなどの主要部品を修理した経歴のことです。

修復歴のある車は、フレームがゆがみや変形により、車体の安定性が損なわれている可能性があります。

少しの衝撃でも大きな事故に繋つながるケースもあるため、修復歴のある中古車は避けた方がよいでしょう。

車の修復歴は、販売店で聞けば教えてもらえます。

③外装と内装に問題ないか

車の外装と内装もチェックしておくべきポイントです。

傷や汚れがないかを確認しましょう。

傷や汚れは、一見車の性能と関係ないように思えるかもしれません。

しかし、外装や内装がきれいな状態であれば車を大切に扱っていた可能性が高く、メンテナンスも行き届いている可能性が高いでしょう。

足回りやエンジンルームも確認が必要なポイントです。

雪国や沿岸部を走行していた車は、除雪剤や海水の影響により、錆やカビが発生していることがあります。

そのため、エンジンルーム、足回り、タイヤ回りなども特に注意してチェックしてください。

その際、車体に歪みがないか、ドアの隙間が左右均等かも確認しましょう。

もし曲がっているようであれば、その車は避けた方がよいでしょう。

④異音や異臭がしないか

エンジンをかけたときや走行中に異音がしないか、車に乗ったときに変な臭いがしないかを確認してください。

「ゴトゴト」「カラカラ」「ジジジ…」などの異音がする場合は、車に何かしらの不具合が起きている可能性があります。

安全性が心配ですから、その車は避けた方がよいでしょう。

タバコやペット、食べ物のにおいが染みついている場合も、あまりよい状態とはいえません。

掃除が行き届いておらず、車内に錆びやカビが発生している可能性があります。

またエアコンを作業したときに、カビのにおいがしないかも確認しましょう。

カビが含まれている空気が原因で健康を損なう恐れがあります。

⑤まっすぐに走るか

車を購入する前に試乗して、走行時の安定性を確認しましょう。

車がまっすぐ走るか、ブレーキをかけた時にまっすぐ止まるかをチェックします。

ハンドルが重かったり、まっすぐ走らず曲がってしまったりする場合は、車の状態が悪く事故に繋がるリスクがあるでしょう。

⑥年式と走行距離のバランスが悪くないか

年式と走行距離のバランスも確認しておきたいポイントです。

年式に対して走行距離が多い場合は、車がハードに使われていた可能性があります。

車の部品の消耗も激しい場合があるため注意が必要です。

逆に年式が古いのに走行距離が少ない場合は、車にほとんど乗っていなかった可能性があります。

車は動かさないと部品が傷むため、場合によっては走行距離が多い車よりも状態が悪い可能性もあるでしょう。

まとめ|走行距離が10万kmを超えたら買取に出すことも視野に

車の走行距離が10万kmを超えるとタイミングベルトをはじめとした多くの部品について交換が必要となってくるため、メンテナンスや車検などの費用が非常に高くなりがちです。

そのまま乗り続けるより手放すことを考えたほうがよい場合もあります。

走行距離10万kmを超えた車を手放す際は、損害車専門買取業者がおすすめです。

弊社はなまるでも車買取サービスを行っております。お気軽にお問い合わせくださいませ。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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