2021.06.03

ローンを組んで自動車を購入したい!自動車ローンの審査を通すには?

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車の購入を検討する時に最も心配なことは、「大きなお金が必要になる」ということですよね。全額キャッシュで支払うことができれば一番手っ取り早く楽ですが、すぐにそんな大金を用意できる方はそれほどおらず、ローンを組んで車を購入される方が多いのが実情でしょう。

しかし、ローンを利用するには審査に通らなければなりません。問題なく審査を通過する方もいれば、なかなか通らない方もいるため、自分は審査に通るのかどうか不安に思いますよね。
今回は、自動車ローンの基本的な知識や審査基準について解説します。

自動車ローンの仕組みと種類

ローンとは、簡単に言うと「借金をして商品を購入する」方法です。


自動車ローンの仕組みイメージ図

車に関しては、ディーラーからの借入れ、もしくは金融機関からの借入れの2種類に分けられます。どちらから借入れをするにせよ、お金を借りるには信用情報に基づく審査が必須となります。ディーラー系ローンと銀行系ローン、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ディーラー系ローン

ディーラー系ローンは、ディーラーからお金を借りるというわけではなく、ディーラーが提携している信販会社と契約をします。
ディーラー系ローンを利用するメリットは審査があまり厳しくないという点でしょう。そこには、ディーラーが新車を多く販売したいため、審査を通りやすくしているという背景があります。
ただし、その分4~8%という高い金利が発生するというデメリットがあります。利息だけでもかなりの金額となり、最終的な支払総額にも大きく影響することに注意が必要です。
また、完済するまで購入した自動車の所有権は信販会社にあるため、車検証の所有者欄に記載されるのは自動車販売店や信販会社になります。つまり、自分の車として使用することはできますが、勝手に売却することはできないということも理解しておく必要があります。

銀行系ローン

銀行系ローンは、その名の通り金融機関とのローン契約です。
銀行系ローンを利用するメリットは金利が低めに設定されているという点でしょう。これは、銀行系ローンはディーラー系ローンと違い、購入する車を担保にしないということが理由です。さまざまな要因によって変動はしますが、1.5~4.5%というディーラー系ローンの半分程度の金利で借入れが可能です。ただしその反面、審査が厳しく、過去に滞納がある場合などは審査に通りにくくなってしまいます。

それぞれのメリット・デメリットを把握し、ご自身の状況に合わせて選択することが大切です。

自動車ローン審査時にチェックされる3つのポイント

それでは、自動車ローンに申し込んだ際、どのような項目がチェックされるのでしょうか?審査内容や基準は、各金融機関などで異なり公表されていませんが、今回は一般的に言われている内容をご紹介します。
審査項目は「属性」「信用情報」「虚偽報告の有無」の大きく3つに分けられます。審査に通らない理由も合わせて詳しく確認していきましょう。

属性に問題はないか

この項目では、ローンを組む方自身について調査されます。
具体的には、年齢・職業・勤務先・勤続年数・年収・家族構成という基本的なことであり、「安定した収入を得ているか」という条件が大変重要視されます。
審査に通らない可能性が高いケースには、無職であったり勤続年数が短いという場合、また収入が少ない場合があります。無職でなくとも、フリーターや自営業の方も収入が安定していないとみなされてしまう可能性が高く審査には通りにくい傾向にあります。
勤続年数に関しては、目安として3年経過していれば審査に通りやすくなると言われていますが、逆に1年未満であれば審査落ちする可能性が高くなります。
また、年収に関しては、年収の額面だけではなく年間返済額のバランスである「返済比率」が重要視されます。この返済比率は一般的に、全借入金額が年収の30%程度であれば審査に通る可能性が高いと言われています。年収が高くても年収に対して借入額の割合が高い場合には審査に通りにくくなります。

信用情報に問題はないか

この項目では、組もうとしている自動車ローン以外の借入れ状況や、過去の返済トラブルについて調査されます。
属性でも説明した返済比率には、すべての借入れが含まれています。そのため、既に年収の30%程度の借入れがある場合、審査を通過するのは難しいでしょう。また、ローンの返済や税金の支払いに遅延や滞納がある場合や、自己破産などの債務整理をしている場合にもローン審査が通りにくくなります。
また、自動車ローンに限らず過去に複数回ローン審査に申し込んで審査落ちしているということも信用情報には記録されます。審査に通らなかったということは、返済能力に問題があると判断されたということですので、また審査に落ちてしまう可能性が高いでしょう。
さらに見落としがちですが、スマートフォンを割賦で購入している方で毎月の引き落としに遅延や滞納がある場合も「ローン滞納者」とみなされてしまいます。多くの方は「スマートフォンの機種をローンを組んで購入した」という認識はないでしょう。また、大学などを奨学金を利用して通っていた方も要注意です。

虚偽報告はないか

自動車のローン審査に関わらず、ローン審査は本人が記載した申請書の情報に基づいてさまざまな調査を行います。どれだけ取り繕っても虚偽の内容を申告をすると、徹底的な審査により隠し通すことは不可能でしょう。
例えば、退職済みの会社にまだ勤めているように申告したとしても、ローン会社から勤務先とされている会社へ在籍確認の電話連絡が入り、虚偽報告が発覚してしまいます。金融機関からの信用を失うことで、結局ローン審査には通りません。
上記以外にも、反社会勢力に関係している場合や信用情報に記録がない場合も自動車ローンの審査に不利になることもあります。

自動車ローン審査を有利にするためのコツ

上記でご説明した通り、自動車ローン審査を通過できないのには何かしら明確な理由があるはずです。ただ、金融機関によって審査内容や基準に相違があるため審査に通るかどうかは、その時にならなければ分かりません。
ローンを組んで車を購入したいが、審査に通過するかどうか心配に感じているのであれば、できる限り審査が有利に進むように、悪影響になりそうな項目は事前に減らしておきましょう。

頭金を準備する

頭金とは、車輌代金全額をローンで組むのではなく一部現金で支払う場合のお金のことです。この頭金が多ければ多いほど借入額が少なくなるため、ローン審査に通る可能性が高くなります。たとえ同じ100万円を借入れするにしても、頭金0円で100万円をフルローンで借りるのと、頭金100万円で100万円借りるのとでは、金融機関に与える印象は全く違ってきますよね。
購入したい車の金額と年収とのバランスに問題があるとされ、自動車ローンの審査に通らなかった方には、できるだけ多く頭金を入れて再チャレンジすることをおすすめします。

他のローンを返済する

他にローンを組んでいるからと言って自動車ローンを組めないというわけではありませんが、返済比率はできるかぎり低い方が審査には有利です。もともと組んでいるローンを繰り上げ返済することで、ローンの審査が通りやすくなるだけでなく、自動車ローンの融資額を上げてもらうことができるかもしれません。

信用情報が白紙になる時期を待つ

自己破産や債務整理などの金融事故により、信用情報に良くない情報が登録されてしまうと、一生ローンを組むことができないのかと言うと、そういうわけではありません。
一定期間が経過すると登録された不利な情報はリセットされる仕組みになっています。信用情報機関によって異なりますが、遅延や滞納であればおおむね5年、自己破産や債務整理の場合でも10年程度経過すれば情報が削除され、再度ローンを組むことができるようになりますので、それまで待つということもひとつの手段です。
「ローン審査に通過するかどうか心配」、「過去の金融事故の履歴がリセットされているかどうか確認したい」という場合には、信用情報機関に開示請求を行い、ご自身で確認することもできます。郵送やインターネットなどで開示請求ができ、手数料は1,000円程度です。
あらかじめご自身の信用情報を確認することもローン審査に通りやすくする秘訣と言えるでしょう。

複数のローンを同時に申し込まない

自動車ローンを申し込む時期に他のローンを申し込んでしまうと、複数のローンを申請しているという情報が記録として残ってしまいます。つまり、短期間のうちに複数のローン審査に申し込むほどお金に困っている状態であると判断されてしまう可能性が高くなるのです。
ローンの審査はできるかぎり時期をずらして行うようにしましょう。

転職や退職は審査が終わるまで待つ

もしも転職を検討されている場合でも、自動車ローン審査が通過するまでは我慢です。審査時にチェックされるポイントでもご説明した通り、勤続年数は審査の重要な項目になります。転職した場合、勤続年数がリセットされてしまうため審査落ちしてしまったり、申し込み時に嘘の勤務先を申請していると判断されてしまい審査に通らなくなったりします。転職や退職は、可能な限り自動車ローン審査に通るまで待ちましょう。

自動車ローン審査に落ちても諦めないで!

自動車ローンの審査に絶対に通る方法は存在しませんし、どのような理由で審査落ちするかも分かりません。
しかし、審査に通らなかったからといって車の購入を諦めないでください。どうしても車が必要な方は、下記のような方法を一度試してみましょう。

購入する自動車のグレードを下げる

もしも、あなたが車のグレードまでこだわりを持っていない場合には、同じ車種の下のグレードで購入を検討してみてはいかがでしょうか。車種に関してもそこまでこだわっていないという場合には、普通車から軽自動車へ選択肢を広げることも車の購入費用を押さえる方法のひとつです。

名義貸しと言われる方法で購入する

「名義貸し」とは、自動車ローンの審査に通る可能性の高い方に車の名義人になってもらう方法です。この方法の注意点としては、家族以外に名義貸しを行うと法律違反となることです。家族であれば名義貸しは問題ありませんので、もし本人が自動車ローンの審査に通らなかった場合にはこの方法を検討してみるのもいいかもしれません。

乗り換えの場合は下取りではなく買取に出す

もしも、それまで乗っていた車から新しい車に乗り換えるのであれば、ディーラーに下取りに出すのではなく、車の買取専門店へ買い取ってもらうという方法もおすすめです。買取専門店は、ディーラーの下取り金額よりも高額で車を買い取ってくれることが多いので、売却したお金を購入費用の頭金に充てれば借入金額を少しでも抑えることができます。返済比率が下がることで自動車ローンの審査に通ることが期待できます。

まとめ

生活する中で、車が必要不可欠だという方もいらっしゃるでしょう。
ただ、車を所持していると維持費もかなりの金額が必要になります。車を購入する際の自動車ローン審査に通らないということは、ご自身の収入に見合った車ではないというサインかもしれません。車の購入は決して安い買い物ではありませんし、購入して終わりではありません。冷静になって車選びを見直してみるのがいいでしょう。
無理をせず、余裕を持ったカーライフを楽しんでくださいね。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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