2022.08.29

廃車に実印って必要なの?用意できない場合はどうすればいい?

廃車に実印は必要か?

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廃車手続きに必要なものは実印を含め、車両によって異なります。今回は廃車手続きを行う各窓口の情報をもとに、廃車に実印が必要か、用意できない場合はどうするのかを解説していきます。

廃車は車両ごとに異なる!まずは廃車手続きの違いをチェックする

廃車は普通車だけでなく、軽自動車や原付バイクなどにも使う手続きのことをいいます。しかし、廃車の手続きは、取り扱っている窓口や申請の種類、申請に必要な書類など車両ごとに異なるのがポイントです。まずは、車両ごとに異なる廃車手続きの概要をご紹介します。

【自動車】廃車の手続きを行う場所と廃車の種類

自動車の廃車手続きはお近くの運輸支局・自動車検査登録事務所で行います。管轄区域が異なるので、住所地を管轄している支局や事務所に出向きましょう。
よく「陸運局で手続きを行う」と表記されることがありますが、現在は陸運局はなく地方運輸局が主体となり、実際の手続きは支局や事務所で行っています。
また、自動車の廃車手続きには

  • 一時抹消登録
  • 永久抹消登録

の2種類があります。
一時抹消登録は、一時的に自動車を使わないときに行う廃車手続きで、手続き後は税金が発生しません。海外に長期の渡航予定がある方や、一時的に車の使用をやめたい方などが申請します。もちろん、愛車を自宅に保管したい場合でも申請が可能です。

一方で、永久抹消登録では永久にその自動車を手放すために行う手続きのことを指します。すでにリサイクル業者に引き渡しているので、その車を一切使用しない際の手続きです。

ちなみに、一時抹消登録した車を解体した場合には、解体届出を提出して廃車手続きを行います。廃車の種類ごとに必要なものが異なるので注意が必要です。

【軽自動車】廃車の手続きを行う場所と廃車の種類

軽自動車の廃車手続きは、軽自動車検査協会で行います。普通車と同じく廃車の方法は2種類ありますが、名称と手続きの方法が少し異なるので注意しましょう。
軽自動車の廃車手続きは

  • 自動車検査証返納届(自動車の一時抹消登録)
  • 解体返納(自動車の永久抹消登録)

の2種類に分けられます。
ただし、自動車検査証返納届を提出してから軽自動車を解体した場合には、自動車のように解体届出を出して廃車手続きを完了させます。

【原付バイク】廃車の手続きを行う場所と廃車の種類

原付バイクの廃車手続きは、住所地の市役所で行います。
原付バイクの廃車は業者に持ち込む必要はなく、処分は管理者に任せることも可能なので、普通車・軽自動車よりも簡単です。ただし、一時抹消登録のような、一時的に使用を停止する手続きの区分はなく、単に廃車の手続きしかないため注意しましょう。再び原付バイクを使いたい場合は、再度登録をする必要があります。

【普通車・軽自動車・原付バイク別】廃車に実印は必要か

廃車する際に実印が必要かどうかは、車両ごとに異なります。前章と同じように、車両ごとに分けてご紹介します。加えて、必要な書類についても紹介していますので、あわせてご確認ください。

【自動車】廃車の申請書に実印が必要

自動車の廃車手続きは、一時抹消登録・永久抹消登録どちらも申請書の作成に実印が必要です。
一時抹消登録・永久抹消登録の申請書には、申請人・届出人(所有者)の欄があり、欄の右端に実印を押す場所があります。[注1][注2]
事前に申請書が手に入る場合は記入と押印を行いますが、申請書が用意できない場合には窓口まで実印を持っていきます。
書類に関しては、以下が必要なものなので用意しましょう。

[注1]国土交通省:第3号様式の2
https://www.mlit.go.jp/common/001381479.pdf(参照 2022.01.27)
[注2]国土交通省:第3号様式の3
https://www.mlit.go.jp/common/001381480.pdf(参照 2022.01.27)

▽一時抹消登録に必要な書類など[注3]

  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 印鑑証明書
  • 自動車検査証
  • ナンバープレート
  • 手数料350円

▽永久抹消登録に必要な書類など[注3]

  • 申請書(移動報告番号・解体報告記録日を記載)
  • 手数料納付書
  • 印鑑証明書
  • 自動車検査証
  • ナンバープレート

[注3]自動車検査・登録ガイド

https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/toroku/trk05.htm(参照 2022.01.28)

【軽自動車】廃車に実印は必要ない

普通自動車は申請書に実印を押印したうえで、印鑑証明を提出します。一方で、軽自動車では申請書に関して実印に加えて認印でも行うことが可能です。軽自動車を廃車するにあたって必要な書類は、以下のとおりです。

▽自動車検査証返納届に必要な書類など[注4]

  • 自動車検査証
  • ナンバープレート
  • 自動車検査証返納証明書交付申請書・自動車検査証返納届

▽解体返納に必要な書類など[注5]

  • 自動車検査証
  • 使用済自動車引取証明書
  • ナンバープレート
  • 解体届出書

[注4]軽自動車検査協会|自動車検査証返納届(一時使用中止)

https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/procedures_000079.html#48727(参照 2022.01.28)

[注5]軽自動車検査協会|解体返納

https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/procedures_000081.html(参照 2022.01.28)

【原付バイク】廃車に実印は必要ない

原付バイクも軽自動車と同じく、実印は必要ありません

▽原付の廃車手続きに必要な書類など[注6]

  • 軽自動車税(種別割)廃車申告書兼標識返納書
  • ナンバープレート
  • 標識交付証明書
  • 届出人の本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 未納分の軽自動車税

[注6]平塚市|原付バイク等の各種手続き(登録・廃車・名義変更など)について

http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/shizei/page-c_01417.html(参照 2022.01.28)

普通車の廃車時に実印を紛失した場合

万が一、廃車手続きを行う際に実印を紛失しても心配は必要ありません。新しい印鑑を購入し、印鑑登録・印鑑証明書を発行すれば、通常通り手続きできます。多少時間がかかることを考え、時間に余裕をもって準備しましょう。

【まとめ】

普通車の廃車にのみ実印が必要

廃車の手続きに実印が必要なのは普通車を廃車する時のみです。また、事前に申請用紙を用意して実印を押しておけば窓口に実印を持っていく必要はありません。
軽自動車や原付も実印が必要だと勘違いしがちですが、普通車とは異なり実印ではなく認印でも申請が可能なことを覚えておきましょう。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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