2020.11.17

ボンネットの開け方・閉め方を伝授!種類や車種による違いを解説

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車のボンネットは、二段階のロックを外し、手で持ち上げて開け閉めします。ただ、ボンネットオープナーの位置やデザインは車種によって違いますし、種類によっては閉め方ひとつでボンネットが凹んでしまうため、「なんとなく」で操作するのはおすすめできません。

ボンネットは、車のエンジンを飛び石等から保護しつつ、空気抵抗を抑えたり空気を取り込んでエンジンを冷やしたりするための重要なパーツです。

傷ついたり凹んだりすると見た目の印象も悪くなり、修理費用もかかってしまうので、この記事ではボンネットの正しい開け方と閉め方、車種による違いについてご紹介します。

まずはボンネットオープナーの操作から!ボンネットの正しい開け方

ボンネットの正しい開け方は、以下の通りです。

  • 運転席の周りにあるボンネットオープナーを使って一段回目のロックを解除する
  • 半開きになったボンネットの縁に手を入れ、レバー操作で二段階目のロックを解除する
  • ボンネットを持ち上げたらステーを使って落ちてこないよう固定する

車のボンネットは、バネを使ったロック機構で勝手に開かないよう固定されています。ただ、ロックがひとつだけだと走行中の振動やバネの劣化によって勝手に開いてしまう危険性があるため、二段階式のロックになっている車種が多いです。二段階目のロックがあることを知らないと、半開きになったボンネットを無理やりこじ開けようと力を入れてしまい、ボンネットを歪ませてしまうといったトラブルにつながります。

細かい部分は車種によっても変わってきますが、まずはほとんどの車に共通するボンネットの「正しい開け方」を押さえていきましょう。

運転席周りにあるボンネットオープナーを操作する

ボンネットを開ける最初の手順は、運転席の周りにあるボンネットオープナーの操作です。ボンネットオープナーは、多くの場合足元にあります。ボンネットが開いた車アイコン等が付いているため、まずはボンネットオープナーを見つけて引いたり動かしたりし、一段回目のロックを外しましょう。

もし、ボンネットオープナーが動作しない場合、バネが劣化している可能性があります。潤滑剤を吹き付けて何度か動かしたり、他の人の手を借りてボンネットを軽く浮かせたりすると、対処できるケースが多いです。

半開きになったボンネットのロックを解除して持ち上げる

ボンネットオープナーでロックを外すと、ボンネットオープナーが半開きになって隙間ができます。二段階目のロックを解除するレバーはボンネットの縁にあるため、浮いたボンネットの縁に手を入れてレバーを探し、上下または左右に動かしましょう。

ロックを解除したら、後はボンネットそのものを持ち上げるだけです。車種によってはボンネットにもかなりの重量があるため、途中で手を外さないよう慎重に持ち上げましょう。

ボンネットを固定するためのステーを探して固定する

持ち上げたボンネットは、手で支え続けていないと落下してしまいます。ロックがあるため手などは挟まないようになっていますが、エンジンルームの中を覗き込んでいる状態でボンネットが勢い良く落ちると危険なので、ボンネットの周辺を見てつっかえ棒を設置しましょう。

多くの場合、ボンネットやエンジンルームに「ステー」と呼ばれるつっかえ棒と、つっかえ棒を差し込んで固定するための穴があります。ステーを固定すれば、安全な状態でエンジンの点検が可能です。

なお、車種によっては、ステーなしでもボンネットが落ちてこないようになっているものもあります。

ボンネットの閉め方は開けるときの逆手順

ボンネットの閉め方は、ここまでにご紹介した正しい開け方を逆の手順で進めるだけです。ボンネットステーを外してボンネットを下ろして閉じれば、自然と2段階のロックがかかります。

ただし、ここで注意しておきたいのが、ボンネットの下ろし方です。基本的に、車のボンネットは20~30センチほど隙間が空いた状態から、手を離して自然落下で閉めるのが適切な方法だとされています。なぜかというと、ボンネットの自重だけを使って閉めれば、余計な負荷がかからないからです。

例えば、車のドアやトランクを閉めるときのように、ある程度勢いを付けてボンネットを閉じると、衝撃でボンネットが歪んでしまう場合があります。手などを挟んでしまうリスクもあるでしょう。

かといって、ボンネットを一旦ロック部分まで下ろし、体重をかけて閉めると、一点に大きな力がかかってボンネットが凹んでしまう場合があります。頑丈なセダン等であればともかく、柔らかいアルミ製のボディを採用している車や、軽量化を重視したスポーツカー等だと、ボンネットを押し込むべきではありません。

愛車を大切に扱うためにも、ボンネットはロック部分まで丁寧に下ろし、20~30センチの高さになったら自然落下で閉めるのがおすすめです。

正しい開け方・閉め方を知って愛車のボンネットをいたわろう

車は非常に頑丈なアイテムですが、実は細かい部分を見るとちょっとしたことで傷ついたり、劣化が進んだりする繊細な乗り物です。ボンネットの開け方・閉め方ひとつで無意味に車が傷つくと、修理費用も必要になりますし、車の寿命も減ってしまいます。

しかし、ボンネットの正しい開け方と閉め方を知っていれば、余計なダメージを与えることなく愛車のメンテナンスをすることが可能です。ボンネットを開けるときは二段階のロックを外して丁寧に扱い、閉めるときは自然落下を使って余計なストレスを加えないように気をつけて、愛車を長持ちさせましょう。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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