2020.11.16

免許取り消しや再取得、期間について。飲酒運転についても解説。

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運転免許の取り消しは、運転免許に関わる行政処分の中でも非常に厳しい処分です。もし、免許取り消しになったのであれば、二度と同じ過ちを繰り返さないよう気をつけましょう。
この記事では、免許の取り消しと再取得、欠格期間などの情報を詳しくまとめています。飲酒運転の理解も深まりますので、是非、最後まで読んでみてください。

運転免許が取り消しになる理由と期間について解説

運転免許が取り消しになる理由はさまざまです。過去3年間の違反点数の累積が基準を超えた場合に取り消しになりますので、軽微な違反が多いだけでも取り消される事があります。

運転免許が取り消しになる一般違反行為を紹介

飲酒運転などの重大な違反でなくても、運転免許取り消しになる場合があります。行政処分の点数が15点以上になると、免許取り消しの対象になり、軽微な酒気帯び運転(0.25mg/l未満)でも、安全運転義務違反と重なると免許取り消しになってしまいます。

また、運転中の携帯電話の使用で交通の危険が伴うと判断されると、6点が加算されます。意外に思うかもしれませんが、この付加点数は30キロ超のスピード違反と同じ点数であり、気が付いたら免許取り消しという事もあり得るのです。

運転免許取り消しは、悪質なドライバーだけの問題ではなく、意外と身近な問題であると認識した方が良いでしょう。

飲酒運転等の特定違反行為をすると一発で運転免許が取り消しに

特定違反行為は、交通違反でもとりわけ悪質な行為を指します。大きく分けると「運転殺傷等」、「危険運転致死傷」、「酒酔い運転(飲酒運転)」、「麻薬等運転」、「救護義務違反」の5つです。

救護義務違反は、いわゆる「轢き逃げ」の事です。ドアミラーと人がわずかかに接触して「問題無いだろう!」で立ち去ってしまった場合も、一発で免許取り消しになる救護義務違反になってしまうことがあるため注意が必要です。違反点数も35点加算されるので、前歴がなかった場合でも3年間は免許取得ができない状態になります。

飲酒運転は直ちに免許取り消しの対象になる事がほとんど

道路交通法における飲酒運転は、酒気帯び運転と酒酔い運転に分かれます。

酒気帯び運転は、呼気1L中のアルコール濃度が0.15mg/Lの場合に処分の対象となります。アルコール濃度が0.25mg/L未満の場合は13点が加算され、前歴がなくても90日間の免許停止になります。アルコール濃度が0.25mg/L以上になると、25点が加算されて直ちに免許取り消しになります。[注1]

仮にアルコールの濃度が0.15mg/L未満だったとしても、警察官に酒に酔っていると判断されると酒酔い運転になり、即免許取り消しになる事があります。

飲酒運転は、懲役刑や罰金刑の刑事罰も別途科されますので、非常に重い交通違反です。

[注1]警察庁:みんなで守る「飲酒運転を絶対にしない、させない」

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/info.html

運転免許の取り消し後の再取得に関する情報を解説

運転免許取り消しになると、累積点数により欠格期間が決まります。原則として、欠格期間が過ぎるまでは免許の再取得ができませんが、再習得が難しい場合もあるので注意しましょう。

免許の拒否処分や保留処分を受けた場合は再取得が非常に困難

運転免許の取り消しになった方が欠格期間を終えたとしても、免許を交付しない方がいいと判断される場合もあります。

例えば、薬物やアルコールの中毒患者や認知症になっている方です。免許を再取得する条件が整ったからといって、このような方に直ちに免許を交付してしまうと、重大な危険を伴うため、法令に基づき、免許の交付を拒否したり、保留にする制度があるのです。

過去に飲酒運転をした事実がある場合も、免許の拒否処分や保留処分の対象になります。「少しくらいなら」という軽い気持ちで飲酒運転をすると、免許の再取得ができなく場合もあるので注意しましょう。

免許の再取得には取消処分者講習の受講が必要

運転免許取り消しになった方は、欠格期間が過ぎても直ちに免許の再取得ができるようになるわけではありません。欠格期間の経過後、取消処分者講習を受講しなければ再取得できない仕組みになっています。

この取消処分者講習は、2日間かけて行われる本格的な講習です。トータルで13時間掛けて、安全運転の心構えや基本を叩き込まれる事になります。講習手数料も約3万円かかりますので、大きな負担になる事は間違いないでしょう。

取消処分者講習受講後に一般の免許取得が可能になる

欠格期間の経過後、取消処分者講習を受講したら、ようやく免許取得が可能になります。ここで勘違いをする方もいますが、免許証が与えられるのではなく、運転免許試験が受けられるようになる、という意味です。

何年も運転してきたので自信があるから、という理由で一発試験を受ける方もいますが、難易度は非常に高いです。特に免許取り消し後の受験ともなれば、試験官から向けられる視線も厳しくなるので、簡単には受からないと思った方が良いでしょう。

運転免許が取り消されても可能性はある

免許の取り消しがあると、日常生活に甚大な影響を及ぼします。場合によっては、仕事の為に引っ越しをしないといけない事もある程です。

しかし、仮に免許の取り消しがされたとしても、悲観してばかりいるのも良くありません。免許の再取得ができないわけではないので、前向きに考えて、人生を切り開いていくようにしましょう。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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