2020.11.06

車に貼ったステッカーは買取の時にデメリットなのか?

ノッキング

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カー用品店などには、車に貼るためのステッカーがたくさん販売されています。

中には複数のステッカーでドレスアップしている車もありますが、車を売ることになった場合、ステッカーの有無が査定に影響する可能性はあるのでしょうか。

今回は、車に貼ったステッカーが買取査定に影響するかどうかについて、わかりやすく解説します。

査定に影響を及ぼす可能性あり!車に貼ったステッカーが買取時にデメリットになる理由

車に貼るステッカーは実用性・デザイン性に長けたものも多く、オリジナリティあふれる愛車にドレスアップすることができます。

ただ、結論からいうと、車に貼ったステッカーを売却する場合、買取に悪影響を与える可能性は十分にあります。

なぜステッカーが買取時のデメリットになるのか、その理由は大きく分けて2つあります。

1.万人受けしない

車にステッカーを貼ると、持ち主の個性が強く出てしまうため、中古車市場では敬遠されがちです。

そもそもステッカーを貼ること自体に抵抗を覚える顧客もいますので、中古車買取業者で原則としてステッカーを剥がしてからリセールします。

車専用のステッカーは雨風にさらされても剥がれないよう、粘着力の強い接着剤が使われていますので、きれいに剥がすにはそれなりの時間と労力、費用がかかります。

買取査定では、ステッカーを剥がす際の手間ひまやコストも考慮して買取金額を算出するので、ステッカーを貼っている車は買取額が下がってしまう可能性があります。

2.色むらで車の価値が下がる

車は紫外線を長期間浴び続けると、だんだん色があせてきます。

しかし、ステッカーを貼った部分は紫外線の影響をうけにくいため、色あせのスピードが遅くなります。

特に透過率の低いステッカーを貼っていると、ほぼ色あせが起こらないので、剥がした時にその部分だけくっきりと浮かび上がってしまうおそれがあります。

色むらのある車は当然価値が下がってしまうため、査定にも少なからず影響を与えます。

以上2つの理由から、将来的に車を売却する予定があるのなら、趣味でステッカーを貼るのはやめた方が無難といえるでしょう。

売却予定の車に貼ったステッカーをきれいに剥がす方法

「すでにステッカーを貼ってしまった…」という場合でも、いくつかの方法を試せばステッカーをきれいに剥がすことができます。

ただ、車体やステッカーの素材によっては相性が合わない方法もありますので、あらかじめ注意が必要です。

ここでは車体に貼ったステッカーをきれいに剥がす方法を3つご紹介します。

1.ドライヤーの熱で剥がす

ステッカーの裏面についている接着剤は、熱を加えると柔らかくなる性質を持っているので、ドライヤーの温風を当てるときれいに剥がれやすくなります。

接着面が柔らかくなったら、カッターの刃をステッカーと車体の間に差し込み、慎重にステッカーを剥がしていきましょう。

スクレーパーと呼ばれる刃がヘラ状になった工具を使えば、より楽にステッカーを剥がすことができます。

身近にある道具で剥がせるので、最も手っ取り早い方法といえますが、ドライヤーの熱やカッターの刃で車体を傷める可能性があるので、作業は慎重に行う必要があります。

2.トレーサーを使って剥がす

トレーサーとは、円盤の形をしたゴムに近い素材の工具です。

電動ドリルに取り付けて使用するもので、円盤が回転する力で車体に貼られたステッカーを剥がしていくことができます。

カッターやスクレイパーを使った手作業に比べるとかなり楽チンですが、力が強いぶん、工具を当てる角度を誤ると車体に傷をつけてしまうおそれがあるので要注意です。

3.ステッカー剥がし剤を使う

車などに貼ったステッカーを剥がす専用の溶剤を使用する方法もあります。

ステッカー剥がし剤の中身は有機溶剤で、ステッカーに塗布してしばらく置くと、接着剤を溶かしてくれます。

ステッカーそのものはもちろん、車体に残りやすいのりもきれいに剥がれるので、他の方法でステッカーの跡が残ってしまった場合の仕上げにもおすすめです。

商品によってはヘラとセットになっているものもあります。

剥がしてはいけないステッカーもある

車に貼ってあるステッカーは査定に悪影響を及ぼす可能性があると説明しましたが、あくまで個人的に貼ったステッカーに限った話です。

車体にもともと貼ってあるステッカーはマイナス査定の対象になりませんので、売却時に剥がす必要はありません。

逆に、ステッカーを剥がすことで法律に違反してしまうケースもありますので、誤って剥がさないよう注意しましょう。

以下では絶対に剥がしてはいけないステッカーを2つご紹介します。

1.車検ステッカー

道路運送車両法では、自動車は自動車検査証(車検証)を備え付け、かつ国土交通省令で定めるところにより検査標章(車検ステッカー)を表示しなければ、運行の用に供してはならないと定めています。(※注1)

車検ステッカーを剥がしてしまうと、同法違反により50万円以下の罰金に処される可能性がありますので、うっかり剥がさないよう注意しましょう。

2.車庫証明シール

車を購入する際、車庫証明を申請して許可が下りると、保管場所標章(車庫証明シール)が交付されます。

車庫証明シールは「自動車の保管場所の確保等に関する法律」により、車のリアガラスに貼り付けて表示することが義務づけられています。(※注2)

違反による罰則はもうけられていませんが、表示義務は法律で定められていることですので、車庫証明シールを剥がすのはNGです。

※注1:電子政府の総合窓口e-GOV「道路運送車両法」

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=326AC0000000185#505

※注2:電子政府の総合窓口e-GOV「自動車の保管場所の確保等に関する法律施行規則」

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=403M50400000001#29

車を売却する予定があるならステッカーは貼らないようにしよう

車のステッカーは簡単&お手頃価格で車をドレスアップできるアイテムですが、個人の趣味嗜好が強く出てしまうので、車の査定評価が下がる原因となります。

将来的に車を売却する予定があるのなら、趣味のステッカーを貼るのは避けた方が無難です。

すでに貼ってしまった場合は、ドライヤーや工具を使えばきれいに剥がすことができますが、車体によってはダメージを与えてしまう危険性もあります。

傷がつくとステッカー以上に査定評価が下がってしまいますので、きれいに剥がすのは難しいと感じたら、無理せずそのまま査定に出すことをおすすめします。

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この記事の監修者

浅野 悠

「株式会社はなまる」小売事業部 事業部長。1987年東京都生まれ。小学生から大学生までの間レーシングドライバーを目指し数多くの大会に出場。20代で飲食店経営に携わったのち、野菜配達の仕事に就くも、幼少期からの車への魅力を忘れられず自動車業界へ。中古車査定士の資格を取得し、自動車に関する豊富な知識をもとに、おもに車に起きるトラブルの対処法や車の豆知識に関するコラムを執筆。

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