2022.03.11

廃車にしたのに自動車税がかかった場合の対処法

車検切れと自動車税

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車が必要なくなって廃車にしたのに、自動車税の納付通知が来たら焦ってしまいますよね。自動車税は車を所有している人が支払う税金のことですが、納税通知書が届いてしまったというケースはよくあります。

とはいえ、車はもうないのに必要のないお金を支払わなければならないのか疑問に思う方もいるでしょう。廃車にしたのに自動車税がかかった場合にどうすればいいかを解説します。

どうして廃車にしたのに自動車税がかかってくるの?

廃車にしたはずの車に自動車税がかかるのは、自動車税が4月1日の時点で所有している人に課税される税金だからです。

自動車税については、地方税法で以下のように定められています。


“自動車税は、自動車に対し、当該自動車の取得者に環境性能割によつて、当該自動車の所有者に種別割によつて、それぞれ当該自動車の主たる定置場所在の道府県が課する。”


【引用】e-Gov法令検索:地方税法(地方税法第百四十六条)

廃車にした車の廃車手続きが年度末である3月31日までに行われていなかった場合、通常5月初旬に納税通知書が届きます。

ただ年度末までに廃車手続きの代行を業者に依頼したのに、納税通知が来るというケースも少なくないようです。

【状況別】廃車にしたのに自動車税がかかった時の対処法

では状況別で廃車にしたのに自動車税がかかった時の対処法を紹介します。自治体によって対応が違うケースがありますので、あくまで参考とし、詳細は自治体にお問い合わせください。

4月に普通車の廃車手続きを行った場合

4月の中旬頃までに廃車手続きを行った場合、4月の1ヶ月分の自動車税の納付通知が届きます。税金には日割りがありませんので、4月に車を1日でも所有していたのであれば、1ヶ月分の税金の納付が必要です。

4月下旬に廃車手続きを行った場合も、納税義務があるのは4月の1ヶ月分です。ただし、納税通知書の発送手続きは先に行われてしまうため、5月以降の自動車税納付通知が届きます。この場合は自動車税事務所に4月に廃車手続きを行った証明となる書類を持参し、1ヶ月分の自動車税だけを納付しましょう。

わざわざ自動車税事務所に行くのが面倒だという方は、いったん1年分の自動車税を納付しましょう。納付後2ヶ月程度で、余分に支払った自動車税を還付するという旨の通知が送られてきます。通知に従って指定する金融機関で払い戻しができるので、お金を無駄に払ってしまうということはありません。

4月に軽自動車の廃車手続きを行った場合

廃車にした車が軽自動車だった場合、4月に入って廃車手続きをしたのであれば、1年分の自動車税を支払わなければいけません。軽自動車の自動車税は普通車のように月割りがないため、4月に入ってたった1日でも車を所有していたのであれば、1年分の税金を支払わなければならないのです。[注1]

軽自動車を所有している場合は、年度末までに廃車にしておくことで、無駄な税金を支払わなくて済みます。検討している方は注意してください。

[注1]総務省:軽自動車税の概要

年度末までに業者依頼したのに税金がかかった場合

年度末までに業者に廃車手続きを依頼したにも関わらず、自動車税の納税通知が送られてきた場合は、まず業者に状況を確認しましょう。依頼したのが年度末ギリギリだった場合、廃車手続きが完了したのが4月を過ぎていたということはよくあります。業者は年度末までに手続きをするといったのに、手続きが完了していなかったというケースもあるようです。

業者に確認している間に、納税の督促状が来ることもあります。督促状が来るのは、大体6月末から7月末頃です。督促状が来て納税が遅れると、延滞金がついてしまいますから、できるだけ早く確認しておきましょう。業者のミスで自動車税がかかってしまった場合は、納税負担を誰がするのか決めなくてはなりません。

業者によるミスを避けるために

業者によるミスで自動車税がかかった場合、業者が納税を負担してくれればいいですが、スムーズに話し合いが進まないこともあります。業者によるミスを避け、無駄な税金を支払わなくていいように、以下の3つの点を注意しておきましょう。

廃車日時を確かめる

廃車を依頼するとき、必ず廃車してくれる日時を確かめておきましょう。また口約束にならないように、書類に廃車日時を明記してもらっておくと安心です。

年度末ギリギリに依頼しない

自動車税が年度末を基準に計算されることもあり、年度末までに廃車にしたいと考える人は多いです。特に軽自動車の場合は年度末に廃車手続きしないと、1年分の自動車税がかかります。年度末ギリギリに依頼すると業者が対応しきれないこともありますので、依頼は余裕を持って行いましょう。

廃車証明書をしっかり確認する

廃車証明書には手続きを行った日時が記載されています。手続きを代行してもらった場合、後日廃車証明書が送られてきます。証明書の内容を確認し、4月を過ぎていた場合は納税通知書が来る前に業者に状況を確認しておきましょう。

廃車にしても自動車税を払わなければならないことはある

廃車にする時期によっては、すでに車がなくても自動車税を支払わなければなりません。普通車の場合は月割りがあるので、大きく損をすることはありませんが、軽自動車の場合は注意が必要です。また、業者に手続きの代行依頼をする場合は、行き違いがないように、しっかり確認しておきましょう。

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この記事の監修者

澤井 勝樹

「株式会社はなまる」監査役。1975年生まれ。10年近く会計事務所で経理総務全般の経験を積みながら、税理士、行政書士登録。その後、IT系ベンチャー企業のIPOの準備に携わるなど活動。現在はインターネットとクルマの可能性を世の中に伝えたいとソコカラコラムを執筆中。家族・食べること・愛車のセレナが大好き。おもに廃車の手続きや税金に関するコラムを執筆している。

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